指先のしびれ

指先のしびれとは

指先のしびれとは、手の指の感覚が正常でなくなり、ピリピリ、ジンジン、チクチクといった異常な感覚を感じる症状で、手根管症候群がしびれなど末梢神経障害の中で最も頻度が高い疾患とされています。

特に更年期以降の女性に多く発生し、多くの場合、親指から薬指にかけての指に現れ、特に人差し指と中指に強く症状が出ることが特徴的です。

手首から指先に向かう神経が何らかの原因で圧迫されたり障害を受けることで発生し、朝方や手を使った後に症状が強くなる傾向があります。

しかし、多くの患者が見逃されているのが現状で、英国では神経内科外来で脳卒中の次に多い疾患とされる手根管症候群が、日本では十分に診断されていないという指摘もあります。

まさにストレス社会と呼ばれる現代における現代病と言える症状のひとつです。

指先のしびれを放置すると、親指から薬指の感覚が徐々に鈍くなり、ボタンをかけたり財布からお金を出すといった日常的な動作が困難になります。

病気が進行すると痛みや熱さを感じなくなるため、怪我ややけどの危険性が高まります。

最終的には親指の付け根の筋肉が痩せてきて、親指と人差し指で円を作ることができなくなったり、物をつまむ動作が不可能になる可能性があります。

治療が遅れるほど、しびれや手の運動障害が永続的に残ってしまうリスクが高くなるため注意が必要です。

指先のしびれの原因

開院以来、当院には指先のしびれでお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、指先のしびれの原因はひとつではなく、様々な要因が複雑に絡み合っているということです。

指先のしびれの原因として次のものが挙げられます。

指先のしびれはこうした様々な原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

つまり、身体的・心理的に自身の許容量を超えてしまったことで出てくる症状がこの指先のしびれです。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。指先のしびれでお困りなら豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

指先のしびれへの対応として、次のようなものが一般的です。

安静・固定

日常生活や仕事に大きな制限がかかり、長期間の固定により筋力低下や関節の拘縮が起こる可能性があります。根本的な原因の改善にはならず、固定を外すと症状が再発することも多くあります。

薬物療法

根本的な原因の解決にはならず、薬の効果が切れると症状が再発し、長期服用による副作用のリスクもあります。また、しびれに対する薬物療法の効果は限定的で、完全な改善は期待できません。

神経伝導検査

検査自体に痛みを伴い、検査結果と実際の症状の程度が必ずしも一致しないことがあります。また、検査で異常が見つからない場合でも症状が続くケースも多くあります。

手術療法

手術による合併症のリスクがあり、術後も完全に症状が改善しない場合や、再発する可能性があります。また、手術後のリハビリテーションも必要で、日常生活への復帰に時間がかかります。

指先のしびれを改善するために

まずはあなたの指先のしびれの原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては、一時的に楽になったとしても根本的な改善が見込めないからです。

当院では、手首だけではなく、体全体の緊張や関節の可動域を改善させるための施術を行っていきます。

まずは今のつらい症状が緩和することを目指し、そして体が楽になってから普段の生活習慣やエクササイズなどを見直すことで指先のしびれの改善および再発防止を目指します。

当院の特徴

15年以上の施術歴を持ち、指先のしびれ治療を得意とする施術者が、初回の検査から施術まで責任を持って担当しますのでご安心ください。

	当院	グループ院
施術者	歴15年以上の施術者が 専属で最後まで担当	施術者によって 技術レベルに差が生じる
検査	5種類の独自検査で 詳しく分析	姿勢の写真を撮るだけ
施術	自律神経に由来する 症状にも幅広く対応可能	対応範囲に限度 （肩こり・腰痛のみ）

指先のしびれを改善するには、体を含めたあなた全体を広い視野で診ていく必要があります。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院では問診と検査、そして施術までを担当者が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。

どうぞ安心して私たちにお任せください。

指先のしびれのQ＆A

指先のしびれは自然に治りますか？

軽度の場合は安静にすることで改善することもありますが、多くは根本的な原因への対処が必要です。放置すると進行する可能性が高いため、早期の適切な治療をお勧めします。

指先のしびれの人がやってはいけないことは？

長時間の同じ姿勢でのパソコン作業や手首に負担をかける動作は避けましょう。また、しびれを我慢して無理に手を使い続けることは症状を悪化させる可能性があります。

手根管症候群と他の神経障害の違いは何ですか？

手根管症候群は主に親指から薬指の親指側がしびれますが、他の神経障害では小指側がしびれたり、腕全体に症状が出るなど、しびれる部位や範囲が異なります。

しびれが両手に出る場合と片手だけの場合で原因は違いますか？

片手の場合は局所的な神経圧迫が多く、両手の場合は全身疾患や首の問題が原因となることが多いです。両手のしびれは特に注意深い検査が必要になります。

妊娠中や更年期にしびれが出やすいのはなぜですか？

ホルモンバランスの変化により体内の水分量が増え、神経を圧迫しやすくなるためです。特に女性ホルモンの変動が大きい時期に症状が現れやすくなります。

指先のしびれで悩まされていた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術と指先のしびれは非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

指先のしびれは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。