ランナー膝

ランナー膝とは

ランナー膝とは、正式には「腸脛靭帯炎」と呼ばれる症状で、太ももの外側にある腸脛靭帯という大きな靭帯が、膝の外側の骨の出っ張り部分と擦れ合うことで炎症を起こし、膝の外側に痛みが生じる状態です。

ランニングやジョギングを行う人に多く見られることから「ランナー膝」という通称で親しまれています。特にランニング愛好者の約20％がランナー膝を経験するとされており、全国で推定50万人以上の方がこの症状で悩んでいると考えられます。

症状としては、手首の小指側に痛みが生じ、物を持ち上げたり、手首を回したりする動作で痛みが増します。重症度によっては、日常生活にも支障をきたすことがあります。

ランナー膝を放置すると、初期の運動時のみの痛みから、歩行時や安静時にも痛みを感じるようになります。炎症が慢性化すると靭帯の肥厚や癒着が起こり、膝の可動域制限や筋力低下を招きます。

最悪の場合、日常生活での歩行にも支障をきたし、階段の昇降や長時間の立位保持が困難になる可能性があります。

また、痛みをかばうことで他の部位への負担が増加し、腰痛や股関節痛などの二次的な問題を引き起こすリスクも高まります。

ランナー膝の原因

開院以来、当院にはランナー膝でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、ランナー膝の原因はひとつではなく、様々な要因が複雑に絡み合っているということです。

ランナー膝の原因として次のものが挙げられます。

ランナー膝はこうした様々な原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。ランナー膝でお困りなら豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

ランナー膝への対応として、次のようなものが一般的です。

安静・運動制限

長期間の運動中止により筋力低下や心肺機能の低下を招く可能性があり、復帰時の再発リスクが高まります。

薬物療法

根本的な原因解決にはならず、薬の効果が切れると症状が再発することが多く、長期使用による副作用のリスクもあります。

物理療法

一時的な症状緩和効果はありますが、根本原因である身体の使い方や動作パターンの改善には限界があります。

ストレッチ・筋力トレーニング

適切な指導なしに行うと症状を悪化させる可能性があり、効果を実感するまでに長期間を要します。

注射療法

一時的な効果に留まることが多く、根本解決にはならないため繰り返し治療が必要になる場合があります。

ランナー膝を改善するために

まずはあなたのランナー膝の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては、一時的に楽になったとしても根本的な改善が見込めないからです。

当院では、膝だけではなく、体全体の緊張や関節の可動域を改善させるための施術を行っていきます。

まずは今のつらい症状が緩和することを目指し、そして体が楽になってから普段の生活習慣やエクササイズなどを見直すことでランナー膝を改善、そして再発防止を目指します。

当院の特徴

15年以上の施術歴を持ち、ランナー膝治療を得意とする施術者が、初回の検査から施術まで責任を持って担当しますのでご安心ください。

	当院	グループ院
施術者	歴15年以上の施術者が 専属で最後まで担当	施術者によって 技術レベルに差が生じる
検査	5種類の独自検査で 詳しく分析	姿勢の写真を撮るだけ
施術	自律神経に由来する 症状にも幅広く対応可能	対応範囲に限度 （肩こり・腰痛のみ）

ランナー膝を改善するには、体を含めたあなた全体を広い視野で診ていく必要があります。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院では問診と検査、そして施術までを担当者が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。

どうぞ安心して私たちにお任せください。

ランナー膝のQ＆A

ランナー膝は自然に治りますか？

軽度の場合は適切な休息により自然治癒することもありますが、根本原因を解決しなければ再発を繰り返すことが多いため、専門的な治療を受けることをお勧めします。

ランナー膝の人がやってはいけないことは？

痛みを我慢してのランニング継続、不適切なストレッチ、急激な運動量の増加は症状を悪化させるため避けてください。

ランナー膝と変形性膝関節症の違いは何ですか？

ランナー膝は靭帯の炎症による痛みですが、変形性膝関節症は軟骨の摩耗による関節の変形が主な原因で、痛みの場所や性質が異なります。

どのくらいの期間で改善しますか？

症状の程度により異なりますが、適切な治療を行えば軽度なら2-4週間、重度でも2-3ヶ月程度で改善が期待できます。

走りながら治療することは可能ですか？

症状の程度によりますが、適切な治療と並行して段階的に運動量を調整することで、完全に休止せずに改善を図ることも可能です。

ランナー膝で悩まされていた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術とランナー膝は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

ランナー膝は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。