睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群とは

日本における中等症以上の成人睡眠時無呼吸症候群の有病者数は940万人と推測されており、21世紀の「国民病」とも呼ばれています。

睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に10秒以上呼吸が止まったり、呼吸が浅くなったりする状態が1時間に5回以上起こる病気です。

睡眠の質が低下することで、日中の強い眠気、疲労感、集中力の低下などの症状が現れ、日常生活に大きな支障をきたします。

しかし、実際にCPAP療法などの治療を受けている患者数は64万人程度にとどまっており、多くの方が治療の恩恵を受けていないのが現状です。

本人は自覚しづらいですが、朝の頭痛や日中の強い眠気、集中力の低下などで日常生活に大きな支障が出ることがあります。

まさにストレス社会と呼ばれる現代における現代病と言える症状のひとつです。

睡眠時無呼吸症候群を治療せずに放置すると、低酸素状態が続くことで様々な合併症のリスクが高まります。

高血圧、糖尿病、心疾患、脳卒中などの生活習慣病を引き起こしやすくなり、重度の症状を放置した場合、9年後には約4割が脳梗塞や心筋梗塞によって死亡に至るという調査結果もあります。

また、日中の強い眠気による居眠り運転事故のリスクも高まり、社会的な問題にも発展します。

症状が進行すると、仕事での集中力低下による業績悪化、家族関係の悪化、趣味や娯楽を楽しむ余裕もなくなり、人生の質そのものが大幅に低下してしまうかもしれません。

睡眠時無呼吸症候群の原因

開院以来、当院には睡眠時無呼吸症候群でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、睡眠時無呼吸症候群の原因はひとつではなく、様々な要因が複雑に絡み合っているということです。

睡眠時無呼吸症候群の原因として次のものが挙げられます。

睡眠時無呼吸症候群はこうした様々な原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

つまり、身体的・心理的に自身の許容量を超えてしまったことで出てくる症状がこの睡眠時無呼吸症候群です。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。睡眠時無呼吸症候群でお困りなら豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

睡眠時無呼吸症候群への対応として、次のようなものが一般的です。

CPAP療法

マスクの装着に慣れるまで時間がかかり、見た目の問題や喉の渇きなどの不快感があります。また、治療を中止すると症状が再発するため継続が必要で、あくまでも一時しのぎで終わってしまいます。

また、機器のメンテナンスや定期的な通院が必要で、根本的な解決にはならないため注意が必要です。

マウスピース療法

装着時の違和感や顎関節への負担、歯の移動などの副作用があり、全ての患者に効果があるわけではありません。あくまでも効果は一時的で、根本的な解決とはなりません。

手術療法

手術リスクや術後の痛み、完全な治癒が保証されないなどの問題があります。侵襲性が高いため身体的な負担や、術後の感染症や神経損傷などの合併症リスクがあります。

また、保険適用外の場合は高額な費用（60～120万円程度）がかかり、術後のリハビリテーションも必要です。

睡眠時無呼吸症候群を改善するために

まずはあなたの睡眠時無呼吸症候群の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては、一時的に楽になったとしても根本的な改善が見込めないからです。

当院では、呼吸機能だけではなく、体全体の緊張や自律神経の働きを改善させるための施術を行っていきます。

まずは今のつらい症状が緩和することを目指し、そして体が楽になってから普段の生活習慣やエクササイズなどを見直すことで睡眠時無呼吸症候群の改善および再発防止を目指します。

当院の特徴

15年以上の施術歴を持ち、睡眠時無呼吸症候群治療を得意とする施術者が、初回の検査から施術まで責任を持って担当しますのでご安心ください。

	当院	グループ院
施術者	歴15年以上の施術者が 専属で最後まで担当	施術者によって 技術レベルに差が生じる
検査	5種類の独自検査で 詳しく分析	姿勢の写真を撮るだけ
施術	自律神経に由来する 症状にも幅広く対応可能	対応範囲に限度 （肩こり・腰痛のみ）

睡眠時無呼吸症候群を改善するには、体を含めたあなた全体を広い視野で診ていく必要があります。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院では問診と検査、そして施術までを担当者が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。

どうぞ安心して私たちにお任せください。

睡眠時無呼吸症候群のQ＆A

睡眠時無呼吸症候群は自然に治りますか？

残念ながら自然治癒は期待できません。適切な治療により症状の軽減は可能ですが、放置すると重篤な合併症を引き起こす可能性があるため、早期の治療が重要です。

いびきと睡眠時無呼吸症候群の違いは何ですか？

いびきは単なる音の問題ですが、睡眠時無呼吸症候群は実際に呼吸が止まり、健康に深刻な影響を与える疾患です。ただ、大きないびきや呼吸停止を伴う場合は注意が必要です。

睡眠時無呼吸症候群の人がやってはいけないことは？

仰向けでの睡眠、過度な飲酒、喫煙、睡眠薬の服用は症状を悪化させるため避けるべきです。これらの行為は気道の閉塞を促進し、呼吸停止の頻度や時間を増加させる可能性があります。

何科を受診すればよいのでしょうか？

呼吸器内科、耳鼻咽喉科、睡眠外来が専門的な診断と治療を行っています。まずは内科で相談し、必要に応じて専門科への紹介を受けることをお勧めします。

CPAP以外の治療法はありますか？

マウスピース療法、外科手術、生活習慣の改善など、症状や原因に応じた様々な治療選択肢があります。当院では整体による自律神経の調整や呼吸機能の改善も行っています。

睡眠時無呼吸症候群で悩まされていた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術と睡眠時無呼吸症候群は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

睡眠時無呼吸症候群は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。