踵の痛み

踵の痛みとは

特に中高年の女性に多く見られると言われているのがこの踵の痛みです。

踵の痛みの多くは足底腱膜炎もしくはアキレス腱（ふくらはぎ）の過緊張によるものです。

足の裏にある足底腱膜という分厚い膜が踵の骨にくっつく部分で炎症を起こした状態を指します。足底腱膜は土踏まずを支えて足への衝撃を和らげるクッションの役割を担っています。

ここに過度なストレスがかかることで小さな裂傷や炎症が生じ、特に朝の起床時や長時間座った後の歩き始めに強い痛みを感じるのが特徴です。

立ち仕事に従事する人や運動をする人を中心に幅広い年代で発症しており、日常的に多くの人が悩んでいる症状と言えます。

踵の痛みを放置すると、痛みが強くなり治療期間が長期化する可能性があります。初期段階では我慢できる程度でも、放置することで立ったり歩いたりしなくても痛みが生じるようになります。

6ヶ月以上続く場合は「難治性足底腱膜炎」と呼ばれる状態に進行し、さらに重症化すると踵骨棘という骨のトゲができてさらに痛みが増します。

治療に1年以上、時には数年かかることもあり、日常生活に大きな支障をきたすのです。

最悪の場合、保存療法では改善が見られず足底腱膜を切離する手術や骨棘を切除する手術が必要になることもあります。

踵の痛みの原因

開院以来、当院には踵の痛みでお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、踵の痛みの原因はひとつではなく、様々な要因が複雑に絡み合っているということです。

踵の痛みの原因として次のものが挙げられます。

踵の痛みはこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

この複数の原因が引き金となり、足底腱膜への過度な負荷や炎症が発生し、踵の痛みが発症します。それは人によって違い、単に湿布を貼ったり痛み止めを飲むだけでは、全ての問題は取り切れません。

1人1人の原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。踵の痛みでお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

踵の痛みへの対応として、次のようなものが一般的です。

消炎鎮痛剤の処方

一時的な痛みの緩和にとどまり根本的な解決には至らず、長期使用による胃腸障害などの副作用のリスクがあります。

ステロイド注射

効果が一時的で繰り返し注射が必要になる場合があり、注射部位の組織萎縮や感染のリスクも伴います。

リハビリテーション

効果を実感するまでに時間がかかり、継続的な取り組みが必要で、間違った方法では症状が悪化する可能性があります。

インソール作成

個人に合わせた調整が困難で、靴を選ぶ際の制限が生じ、根本的な原因解決にはなりません。

体外衝撃波治療

治療中に痛みを伴い、複数回の治療が必要で、すべての患者に効果があるわけではありません。

手術療法

感染や神経損傷などの合併症のリスクがあり、回復期間が長く、手術後も痛みが残る可能性があります。

踵の痛みを改善するために

まずはあなたの踵の痛みの原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては、一時的に楽になったとしても根本的な改善が見込めないからです。

当院では、足だけではなく、体全体の緊張や関節の可動域を改善させるための施術を行っていきます。

まずは今のつらい症状が緩和することを目指し、そして体が楽になってから普段の生活習慣やエクササイズなどを見直すことで踵の痛みの緩和、解消、再発防止を目指します。

当院の特徴

15年以上の施術歴を持ち、踵の痛み治療を得意とする施術者が、初回の検査から施術まで責任を持って担当しますのでご安心ください。

	当院	グループ院
施術者	歴15年以上の施術者が 専属で最後まで担当	施術者によって 技術レベルに差が生じる
検査	5種類の独自検査で 詳しく分析	姿勢の写真を撮るだけ
施術	足の症状だけでなく 身体全体を総合的に改善	対応範囲に限度 （肩こり・腰痛のみ）

踵の痛みを改善するには、体を含めたあなた全体を広い視野で診ていく必要があります。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院では問診と検査、そして施術までを担当者が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。

どうぞ安心して私たちにお任せください。

踵の痛みのQ＆A

踵の痛みは自然に治りますか？

軽度の足底腱膜炎であれば自然に改善する場合もありますが、多くは適切な治療が必要です。放置すると症状が悪化し治療期間が長期化する可能性があるため、早期の対処をお勧めします。

踵の痛みがある人がやってはいけないことは？

痛みがある状態での激しい運動や長時間の立ち仕事、硬い地面での歩行、サポート性の低い靴での活動は避けてください。また患部を強く押したりマッサージすることも炎症を悪化させる可能性があります。

足底腱膜炎と診断されたが本当に治るのか？

適切な治療を受ければほとんどの場合改善します。軽症であれば1～2か月、重症でも継続的な治療により改善が期待できます。ただし難治性の場合は専門的な治療が必要になることもあります。

どのような靴を履けば痛みが楽になるのか？

足のアーチをサポートするインソールが入った靴や、適度なクッション性があり踵をしっかりと支える靴がおすすめです。ヒールの高い靴やサポート性の低いサンダルは避けましょう。

ストレッチはどの程度の強さでやればいいのか？

痛みを感じない程度の軽い張りを感じる強さで、15秒程度保持するのが効果的です。無理に強く伸ばすと炎症が悪化する可能性があるため、心地よい範囲で継続することが重要です。

運動はいつから再開できるのか？

痛みが軽減し日常生活で支障がなくなってから段階的に運動を再開することをお勧めします。まずは軽いウォーキングから始めて、症状の様子を見ながら強度を上げていくのが安全です。

なぜ朝一番の痛みが一番強いのか？

夜間の休息により足底腱膜が収縮し硬くなっているため、朝の最初の一歩で急激に伸ばされることで強い痛みが生じます。日中の活動により徐々に柔軟性が回復するため痛みは軽減します。

両足に症状が出ることはあるのか？

片足の痛みを庇うことでもう片方の足に負担がかかり、両足に症状が現れることがあります。また足の構造的問題や生活習慣が原因の場合、両足同時に発症する可能性もあります。

踵の痛みで悩まされていた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術と踵の痛みは非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

踵の痛みは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。