PMDD（月経前不快気分障害）

PMDD（月経前不快気分障害）とは

生殖年齢女性の約3-8%が罹患すると言われているのがこのPMDDです。

PMDD（月経前不快気分障害）とは、生理前の3日から10日間に現れる精神症状が特に強い状態のことです。

単なる生理前の不調とは異なり、激しいイライラや深い絶望感、強い不安などにより日常生活や人間関係に深刻な支障をきたします。

症状は月経が始まると数日で改善するのが特徴ですが、その期間中は感情のコントロールが困難になります。

日本では推定75万人から200万人程度がPMDDに悩んでいると考えられますが、症状が月経周期と関連するため見過ごされやすく、適切な診断を受けている患者数は実際より少ないのが現状です。

まさにストレス社会と呼ばれる現代における現代病と言える症状のひとつです。

PMDDを放置すると、まず人間関係の悪化が深刻化します。感情のコントロールができずに家族や同僚とのトラブルが頻発し、信頼関係が損なわれる可能性があります。

職場では業務遂行能力の低下により評価が下がり、最悪の場合は解雇や降格につながることもあります。

また、強い抑うつ状態や絶望感が続くことで、自殺念慮や自傷行為のリスクが高まります。

さらに、慢性的な睡眠障害により身体的健康も損なわれ、免疫力低下や他の疾患の併発リスクも増加します。

PMDD（月経前不快気分障害）の原因

開院以来、当院にはPMDDでお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、PMDDの原因はひとつではなく、様々な要因が複雑に絡み合っているということです。

PMDDの原因として次のものが挙げられます。

PMDDはこうした様々な原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

つまり、身体的・心理的に自身の許容量を超えてしまったことで出てくる症状がこのPMDDです。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。PMDDでお困りなら豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

PMDDへの対応として、次のようなものが一般的です。

SSRI（選択的セロトニン再取り込み阻害薬）の処方

副作用として吐き気、眠気、性機能障害などが現れることがあり、効果が現れるまで数週間を要します。また、薬物依存のリスクや中断時の離脱症状も懸念されます。

低用量ピルによるホルモン療法

血栓症のリスクがあり、喫煙者や高血圧の方は使用できません。また、妊娠を希望する場合は使用を中断する必要があります。

間欠療法

重症例では効果が不十分な場合が多く、症状の予測が困難なため服用タイミングの調整が難しいことがあります。

漢方薬の処方

効果が現れるまで時間がかかり、体質に合わない場合は症状が改善しないことがあります。また、他の薬剤との相互作用にも注意が必要です。

PMDD（月経前不快気分障害）を改善するために

まずはあなたのPMDDの原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては、一時的に楽になったとしても根本的な改善が見込めないからです。

当院では、ホルモンバランスだけではなく、体全体の自律神経の調整を改善させるための施術を行っていきます。

まずは今のつらい症状が緩和することを目指し、そして体が楽になってから普段の生活習慣やエクササイズなどを見直すことでPMDDの改善および再発防止を目指します。

当院の特徴

15年以上の施術歴を持ち、PMDD治療を得意とする施術者が、初回の検査から施術まで責任を持って担当しますのでご安心ください。

	当院	グループ院
施術者	歴15年以上の施術者が 専属で最後まで担当	施術者によって 技術レベルに差が生じる
検査	5種類の独自検査で 詳しく分析	姿勢の写真を撮るだけ
施術	自律神経に由来する 症状にも幅広く対応可能	対応範囲に限度 （肩こり・腰痛のみ）

PMDDを改善するには、体を含めたあなた全体を広い視野で診ていく必要があります。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院では問診と検査、そして施術までを担当者が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。

どうぞ安心して私たちにお任せください。

PMDDのQ＆A

PMDDは自然に治りますか？

PMDDは自然治癒が期待できない疾患です。適切な治療を受けることで症状の改善は可能ですが、放置すると症状が悪化し日常生活への影響が深刻化する可能性があります。

PMDDの人がやってはいけないことは？

症状が強い時期の重要な決断は避け、アルコールやカフェインの過剰摂取、不規則な生活リズム、過度なストレスを避けることが重要です。自己判断での薬の中断も危険です。

PMDDとPMSの違いは何ですか？

PMSは身体症状が中心ですが、PMDDは精神症状が特に強く現れ、日常生活や人間関係に深刻な支障をきたす点が大きく異なります。診断基準も厳格に定められています。

PMDDは完治する病気ですか？

完治は困難ですが、適切な治療により症状を大幅に軽減し、日常生活に支障のないレベルまで改善することは十分可能です。継続的な管理が重要になります。

妊娠や出産でPMDDは改善しますか？

妊娠中は月経が停止するため症状は一時的に改善しますが、出産後のホルモン変動により症状が再発することが多く、根本的な解決にはなりません。

PMDD（月経前不快気分障害）で悩まされていた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術とPMDD（月経前不快気分障害）は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

PMDDは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。