産後の腰痛

産後の腰痛とは

産後6ヶ月時点でも約半数の女性が腰骨盤痛を抱えていると厚生労働省の調査で報告されています。

産後の腰痛とは、出産後に腰部や骨盤周辺に生じる痛みのことです。出産に伴うホルモンの変化により骨盤の関節や靭帯が緩んだ状態で、育児による身体的負担が加わることで発症します。

痛みの程度は軽い違和感から日常生活に支障をきたす激痛まで様々で、多くの場合は産後数週間から数ヶ月続きますが、適切なケアを行わないと長期化することもあります。

年間約75万人の出産がある日本において、推定で約37万人以上の女性が産後の腰痛に悩んでいると考えられます。

まさに現代の育児環境における深刻な健康問題と言える症状のひとつです。

産後の腰痛を放置すると、骨盤の歪みが固定化し慢性的な痛みに発展する可能性があります。育児による身体的負担が継続的にかかるため、腰痛が悪化し日常生活動作が困難になることがあります。

また、痛みによる睡眠不足やストレスから産後うつのリスクが高まり、家族関係にも影響を及ぼす場合があります。

最悪の場合、椎間板ヘルニアや坐骨神経痛などの重篤な症状に進行し、手術が必要になることもあります。

産後の腰痛の原因

開院以来、当院には産後の腰痛でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、産後の腰痛の原因はひとつではなく、様々な要因が複雑に絡み合っているということです。

産後の腰痛の原因として次のものが挙げられます。

産後の腰痛はこうした様々な原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

つまり、身体的・心理的に自身の許容量を超えてしまったことで出てくる症状がこの産後の腰痛です。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。産後の腰痛でお困りなら豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

産後の腰痛への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

授乳中の場合、薬剤が母乳を通じて赤ちゃんに影響する可能性があり、使用できる薬剤が限られます。また、根本的な原因の解決にはならず、一時的な症状緩和にとどまることが多いです。

物理療法

通院の頻度が高く、育児で忙しい産後の女性には継続が困難な場合があります。また、効果を実感するまでに時間がかかることがあります。

運動療法

正しい方法で継続的に行う必要があり、自己判断で行うと症状が悪化する可能性があります。また、育児の合間に時間を確保することが困難な場合があります。

コルセットやサポートベルト

長期間の使用により筋力がさらに低下する可能性があり、根本的な改善にはつながりません。

産後の腰痛を改善するために

まずはあなたの産後の腰痛の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては、一時的に楽になったとしても根本的な改善が見込めないからです。

当院では、腰だけではなく、体全体の緊張や関節の可動域を改善させるための施術を行っていきます。

まずは今のつらい症状が緩和することを目指し、そして体が楽になってから普段の生活習慣やエクササイズなどを見直すことで「産後の腰痛をコントロールできる状態」を目指します。

当院の特徴

15年以上の施術歴を持ち、産後の腰痛治療を得意とする施術者が、初回の検査から施術まで責任を持って担当しますのでご安心ください。

	当院	グループ院
施術者	歴15年以上の施術者が 専属で最後まで担当	施術者によって 技術レベルに差が生じる
検査	5種類の独自検査で 詳しく分析	姿勢の写真を撮るだけ
施術	自律神経に由来する 症状にも幅広く対応可能	対応範囲に限度 （肩こり・腰痛のみ）

産後の腰痛を改善するには、体を含めたあなた全体を広い視野で診ていく必要があります。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院では問診と検査、そして施術までを担当者が一貫して行うようにしています。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。

どうぞ安心して私たちにお任せください。

産後の腰痛のQ＆A

産後の腰痛は自然に治りますか？

軽度の場合は産褥期の終了とともに改善することもありますが、適切なケアを行わないと慢性化する可能性があります。早期の対処が重要です。

産後の腰痛の人がやってはいけないことは？

重いものを持つ、長時間同じ姿勢を続ける、無理な運動や体操を行うことは避けてください。痛みを我慢し続けることも症状悪化につながります。

いつまで腰痛が続くのでしょうか？

個人差がありますが、多くの場合は産後3ヶ月以内に改善します。ただし、適切な治療を受けないと半年から1年以上続くこともあります。

授乳中でも安全な治療法はありますか？

手技療法や物理療法、適切な運動療法は授乳中でも安全に受けられます。薬物療法については医師と相談の上、授乳に影響しないものを選択します。

産後の骨盤矯正は本当に効果がありますか？

適切な手技による骨盤矯正は、骨盤の歪みを整え腰痛改善に効果的です。ただし、施術者の技術や経験により効果に差があるため、信頼できる施術院を選ぶことが重要です。

産後の腰痛で悩まされていた皆さまも、当院でカイロプラクティックの施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術と産後の腰痛は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

産後の腰痛は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。